後悔は経験として引きずろう

目安時間 17分

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〇〇さま、
おはようございます、こんにちは、こんばんは!
 
 
注意!
 
今日のメールはメッチャ厳しい事を書いてます。
 
何で厳しい事を書くのかというと、
絶対に決戦の途中で、誰一人として挫折して欲しくないから。
 
だから本気の覚悟が出来たら読んでください。
 
 
 
 
 
早い人では、明後日から禁煙の決戦が始まりますが、
準備は如何ですか?
 
 
そろそろ決戦に向けて、
最後の振り返りを始めていきましょう。
 
 
そこで、今日は題名にもあるように
「後悔は経験として引きずろう」について
お伝えしますね。
 
 
 
1,後悔を忘れるから「続かない」
 
 
 
よく世間一般では「後悔を引きずってもロクな事にならない」
 
「気持ちを切り替えて行こう!」
 
 
そういう考えが一般的です。 
 
 
やるべき事をやってきたのに、
必要以上に自分を責めても意味は無い。
 
 
いつまでもウジウジと悩んでも仕方がない。 
 
そんなの意味がない。
 
 
 
そういわれる事って多くないですか?
 
 
確かに、一面においては
過去の後悔って引きずっても意味ないんですよ。
 
 
けど、今回は「引きずれ!」え?なに?
 
真逆ですよね?
 
なんで真逆かというと
ちゃんと意味があるんです。
 
 
それは「引きずらない」には条件があって
常に「やるべき事」をやってきて
自分と向き合い続けている人。
 
そういう人については、
不必要に感情的に後悔を引きずるなって話。
 
 
それ以外の人は、単に自分が楽をしたいだけの
言い訳でしかないって事なんです。
 
 
けど、やるべき事もやらず
常に自分と向き合わないで来た人。
 
 
そういう人は過去の後悔を意識して
「経験として引きずらないとダメ」という事。
 
 
そういう話なんです。
 
 
では改めて、
なぜ、過去の後悔を感情的に引きずるのがダメなのか? 
 
それは感情ってメッチャ強い刺激なんですよ。 
 
 
嫌な思いをした時の気持ち、嫌な事を言われた時の気持ち、
嫌な現実を過ごして来た事を思い出した時の、何とも言えない気持ち。 
 
 
そういう気持ちを思い出してしまうと、
自分の意識って後退したり萎縮するんです。 
 
 
そして「もう同じ気持ちを味わいたくない!」
そう考えて、リスクに対して必要以上に臆病になるんですよ。
 
 
つまり負の感情を引きずるから、同じ感情を味わいたくない。
そういう思考になるという話なんです。 
 
 
一方で、過去の後悔の経験は引きずらないとダメだというのは
逆に過去の失敗した時の「気持ち」という感情ではなく、
状態を味わったという「経験」を忘れるなという事なんです。
 
 
何かに失敗して、上手い事いかなかった。
その時に味わった「感情」ではなく上手く行かなかった状態。
 
 
それを感情ではなく、経験として忘れなければ
「あの時の状態にならない為には?」
と、そういう思考になります。
 
 
ここを明確に立て分けて考えないから、
過去の失敗は水に流して~とか言われると、
その失敗の経験まで流してしまう。 
 
 
その結果、どうなるのか?
 
 
自分がやらなかった事で発生した結果、
つまり「出来ない状態」で被った被害まで忘れます。 
 
 
いや、厳密には記憶としては残っていても
思い出の一部になってしまってるんですね。
 
「あの時は大変だったなぁ」程度の話になっています。
 
 
だからいつまで経っても
同じ失敗を繰り返し続ける事になります。
 
 
周囲でもいませんか?
 
 
「あんた何回同じ失敗繰り返してるの?」
 
「あの時あれだけ私や周囲に迷惑かけたジャン!」
 
「なんで忘れるの?」「何で同じ事繰り返すの?」
 
 
そういう事って誰かに一回くらいは言った事ないですか?
 
 
こういう同じ失敗を繰り返して、
何にも恥じない奴っているんですよ。 
 
 
じゃあ、一体何が原因でそうなるのか?
 
 
 
2,喉元過ぎれば...の馬鹿にはなるな。
 
 
 
喉元過ぎれば熱さを忘れる。
 
 
後悔先立たずって言葉ありますよね?
 
 
昔の人は、本当に端的に物事を表現するなって
つくづく感心します。 
 
けど、まさにこの言葉通りなんです。 
 
 
過去に経験した後悔。
 
 
出来なかったって嫌な現実、嫌な状態。
 
これも過ぎ去ってしまえば、忘れてしまうんですよ。
 
 
 
そして新しく何かに挑戦する時に、
後悔した事を思い出せないんですよ。 
 
 
じゃあ何で後悔を忘れてしまうのか?
 
何で後悔を思い出せないのか?
 
 
それは過去に失敗したことで「嫌な現実の中の今の自分」。
 
 
これを見つめるのが嫌なんですよ。
 
自分事として捉えられないから、
経験として受け止められないんです。
 
けど、嫌な状態を体験している以上、
その体験を感情で受け止めてしまう。
 
だから何も残らないんです。
 
 
もう少し、突っ込んで話をすると、
以前から「失敗と向き合いましょう」って話を
何度も繰り返していますね。
 
 
例えば、冬休みに出た宿題。
 
これをやらなかった。
 
その結果、新学期が始まったら、
周囲と学力に差がついてしまい
オマケに「やるべき事」である宿題をやらなかった。
 
 
その結果がもたらす状況。
 
 
「あいつ全然勉強して無いじゃん」
 
「何で宿題やってこなかったんだろう?」
 
「どうして勉強しなかったの?」
 
そういった事柄や事実を通して、本来なら
自分自身がその原因の失敗と向き合っていく。
 
 
つまり失敗と向き合うというのは、あくまでも
「やらなかった自分」に対して「どうして出来なかったのか?」と
考えて、反省し、改善策を考えていく事。
 
 
けど、後悔と向き合わないとは、
自分の失敗がもたらした結果としての現実、現状、
自分を取り巻く環境や状態。
 
 
そういったモノに対して「なぜこんな事になったのか?」
という「やらなかった」という事実がもたらした現実。
 
そこに自分が自分事としてフォーカスできないんですよ。
 
つまり「やらなかった自分」をすっ飛ばしてしまうんです。
 
 
そして結果だけを見て「嫌だな」とか「参ったな」とか、
そういう在り来たりな感情で反応してしまう。
 
 
だから「こんな感情なんて一刻も早く忘れよう」
というチカラが働きやすくなります。
 
 
そして言い訳や弁解、自己正当化をして
その場を取り繕い、逃れようとする事に全神経を集中させます。
 
 
その時だけ、言い訳が出来たら良いんですよ。
 
その時だけ、やり過ごす事が出来れば良いんですよ。
 
とにかく、無かった事にしたいんです。
 
 
「分かった、仕方がないね、次は頑張ろう」の言葉を
相手から引き出したいだけなんです。
 
 
だから同じ失敗を繰り返して、反省の無い奴って
異常に言い訳とか弁解が上手くないですか?
 
 
「もっと冬休みが長かったら、宿題も出来たはず。」
 
「そもそも休みが短いのに勉強するなんて無理。」
 
「クリスマスがあったから、遊んじゃっただけ。」
 
「そんなに勉強が大事なら、
お正月に何で親戚の家に連れて行ったんだ?」
 
「もっと宿題やれって、何度も何度も
強く言ってくれたら良かったのに!」
 
だから悪いのは自分じゃない。 
 
こんな状況も、自分のせいじゃない。
 
 
 
考え方や捉え方が、全部そうなんです。
 
「良くも、そんな言い訳できるよな…」って感心するくらい
その場を取り繕う事にかけては天才的な才能を発揮します。
 
 
だって後悔と向き合わないんですから。
 
 
一刻もはやくこの不当な状況、
この理不尽な状況から脱出しよう。
 
 
そのくらいしか考えてないんですよ。
だから繰り返すんです。
 
 
つまり嵐が過ぎるのを待っているだけなんです。
 
なぜなら感情で対応してるだけだから。
 
物事の原因追及の矢印は常に外向きなんです。
 
 
つまり全てにおいて、
自分が原因なんだと認めたくないから、
常に後悔を引きずる事が出来ないんです。 
 
 
一方で、後悔と向き合う人は
自分が失敗した事に対しても向き合うし、
 
自分が失敗した事で訪れた今の現実にも
シッカリと向き合います。 
 
 
そして「自分がやらなかった結果、こんな状態になった」
「それなら、次にこんな思いを二度としない為には?」
 
「どうしたら同じ目に合わないで済むのか?」
 
 
禁煙もまったく同じなんです。 
 
 
何度も禁煙に失敗し続ける人の本質というのは、 
「吸わない」を続けられなかった事で
今の現実があるって事と向き合えないんです。
 
 
つまり後悔と向き合えないんです。
 
過去の失敗や出来なかった事は、
すべて無かった事にしたいんです。 
 
 
けど、後悔はしてるんですよ。
 
 
「あの時〇〇が邪魔をしなければ」
 
「あの時、〇〇がなければ」
 
 
そうやって誰かのせい、環境のせい。 
 
出来なかったのは仕方がない。 
 
自分だって頑張ってきたんだ。
 
 
頑張ったから何?
 
 
そんなの当たり前、禁煙で頑張るのは普通。
 
 
特別なことじゃない、頑張れなかったの自分。 
 
 
そう思えないから、後悔を忘れてしまうんですね。
 
その方が楽だから。
 
けど、感情として「嫌な気持ち」だけは憶えている。
 
 
「あの時は仕方がなかった...」 
 
「あの時はどうしようもなかった...」
 
 
そう考えている間は、常に感情で対応するから
一個も原因なんて見つめる気もないし、
嫌な事は忘れようくらいにしか思ってません。
 
 
けど、後悔と向き合わないと
また何度でも同じ状況に陥ります。
 
 
後悔と向き合わない限り、
自分が望まない現実しか訪れません。
 
 
後悔と向き合わない限り、
全ては夢物語になります。
 
 
そして時間だけが過ぎていきます。
 
 
こんな(人によっては)9連休なんて
あと半年後のGWまでありません。
 
 
それまで、ずっと煙草を吸い続けるんですか?
 
 
あの時はクリスマスで仕方がなかった。
 
あの時はお正月で仕方がなかった。
 
あの時は旅行に行ってたから仕方がなかった。
 
仕方がない、仕方がない、仕方がない。
 
 
それじゃ、何も変わりません。
 
 
また出来なかった言い訳や弁解。
 
やり切れなかったことへの自己正当化。
 
 
これを繰り返して、今だけ言い逃れれば良いんです。 
 
また頑張ります!で通用すると思ってるんです。
 
 
なぜなら後悔に向き合わないから。
 
自分のせいじゃないと思ってるから。
 
 
けど、もうそういうのはやめましょう。 
 
辛くても、後悔と向き合って
一歩ずつ前に進んでいきましょう。
 
 
何も変わらない事へ労力を使うのはやめましょう。 
 
せっかくの貴重な時間を
言い訳と弁解、自己正当化で浪費するのはやめましょう。
 
 
そしてせっかくの年末年始の大チャンス!
 
これをすり減らさずに、全力で使い切って
禁煙を軌道に乗せて行きましょう!
 
 
絶対にやってやる!
 
 
その意気込みで、一緒に頑張っていきましょう!
 
自分の為に!  
 
 
 
という事で、今回のメルマガは終わります。
 
 
〇〇さま、ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。
 
 
 
また次回のメルマガを楽しみにして下さいね! 
 
 
おしらせ!
 
 
「年末年始までに禁煙する方法」のメルマガも
 
今回のメルマガで30通目になりました。
 
 
最近、新しく読者になっていただいた方は、
最初のメルマガは読めていないという事になります。 
 
 
そこでバックナンバーを公開しました。
 
 
アドレスは
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これから順次バックナンバーを増やしていきますので、
途中からの方は、ぜひ目を通してみて下さいね!
 
 
 
よろしくお願いします。
 
ということで、お知らせは以上です。
 
 
 
 
さて...最後に恒例となりますが...
 
分からない事はできるだけそのままにせず、
ぜひXのDMなどでご連絡くださいね。
 
 
毎日必ず何名かの方からは相談を受けていますが、
「毎回同じ質問ですか...」という方!
 
同じ質問は大歓迎!
全然OKな話です。
 
 
同じことを考え続ける事で、理解は深まります。
遠慮せずに、どんな些細なことでも構いません。
 
 
そのまま流さないで欲しいというのが、私からのお願いです。
 
 
繰り返しになりますが、
「こんな事を訊いても良いのかな?」と思ったら、
ぜひ訊いてください。
 
 
曖昧なままで進めた結果、迷いに迷って
途中で禁煙をやめて欲しくないと思っています。
 
 
すぐに返信は出来ない時もありますが、
基本的に全てDMには目を通してます。
 
 
同じような内容のご質問が増えてくれば、
メルマガのように緊急で内容を変える場合もあります。
 
 
また「やってみたけど、これで合ってるのか?」とか禁煙の計画と準備で
もし〇〇さまが実際に何を行動したら良いか分からなければ、
ぜひ訊いてくださいね。
 
 
可能な限り、お返事させていただきます。 
 
 
そして一緒に頑張って、サクッと禁煙を軌道に乗せて
年末年始で煙草とオサラバしましょう!
 
 
という事で、今回のメルマガは終わります。
 
 
〇〇さま、ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。
 
 
 
また次回のメルマガを楽しみにして下さいね!

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何度も禁煙に挫折し続けた1日60本以上の喫煙を20年以上続けてきた超ヘビースモーカーが、10年前にアッサリと禁煙に成功。以来200名以上の禁煙希望者にその方法を伝え、今に至るまで多くの成功者が続出。現在も禁煙仲間を増やす活動実施中。